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タイトル質問です
記事No20
投稿日: 2006/07/26(Wed) 16:16
投稿者労災保険の一人親方の形
建設業で働く作業員に必要な上乗せの労災保険について質問です。
一人で作業してる職人は一人親方に加入しなければなりませんよね?
そこで、3人とかで同じ組織に加入してる場合、個々に一人親方の保険に加入しなければならないのでしょうか?
例えば、保険料が一人4万円(年間)だったら、3人×4万で12万必要ですが、一つの組織でみてもらい、その金額より安い企業向けの保険はあるんですか?
いまいち、労災保険の加入に関して知識が乏しいのでよく分かりません。
実例で言えば、事業主であり、作業もしていますが、従業員が1名いて、たまにもう一人手伝いにきてもらっております。しかし、手伝いの方には一人親方の保険は入っておらず、現場には手伝いにこれない事がありました。
どう対応したらいいですか?

タイトルRe: 質問です
記事No21
投稿日: 2006/07/26(Wed) 16:17
投稿者事務局
 ご質問ありがとうございます。
 始めに一人親方等特別加入は上乗せの労災保険ではありません。
 一人親方等特別加入は一人で事業を行なっている大工さんなど、一般の労災の対象にならない方のために特別に認められている国の制度です。
 まず建設業の労災について説明いたしますと、現場の労災は元請が加入し、その対象者は元請及びそこに出入りする下請けの従業員(いわゆる労働者)の方になります。つまり下請けの一人親方である事業主と、従業員を雇用する事業主の方は対象になりません。
 ですから、事業主の方の場合は何らかの労災保険に入らないと事故がおきたときに補償がないので、元請会社は一人親方特別加入等に加入して欲しいと言うわけです。
 しかし、一人親方特別加入は従業員を雇用していない事業主の方しか加入できませんので、従業員のいる方はどうするかというと、元請会社がOKというならば民間の労災保険、国の制度労災でなければダメというならば、一般の労災に加入していただいて、「中小企業主の特別加入」というものに加入してもらうことになります。ただし、中小企業主の特別加入は「労働保険事務組合」という団体を通して労災に加入しないと加入できませんので、お近くの商工会、商工会議所又は労働保険事務組合のある同業者団体等にご相談ください。
 ここで、ご質問の実例にあわせてご説明しますと、従業員の方及びお手伝いの方は労働者に当てはまるので一人親方特別加入に加入することはできません。逆にこの方たちは労働者ですから元請の現場労災の対象者となりますので、特に労災に加入する必要はないと思われます。次に事業主の方ですが、この方は従業員を雇用しているので、一人親方特別加入には加入できませんし、労働者でもないので元請の現場労災の対象になりません。前述の中小企業主の特別加入を利用していただくことになると思います。
 なお、元請の方が国の労災とは別に独自(上乗せの意味で)に労災に加入してほしいということならば、民間の労災保険をご利用いただくことになります。また、従業員の方とお手伝いの方が、事業主に雇われた方ではなく、外注として働く事業主の方であれば、3人がそれぞれ一人親方特別加入に加入しなければなりません。
 ご質問の回答としては以上です。お手伝いの方がなぜ現場に入れなかったのかは不明ですが、おそらく元請会社に報告する際にこの方を労働者(従業員・バイト等)ではなく一人親方(事業主)として報告したのではないでしょうか。
 以上、長文になりましたが、不明な点がありましたら再度お問合せください。